奈良時代聖武天皇の詔によって建立された「甲斐国分寺」。ところが、平安時代中期から律令国家の衰退と合わせるように寺の荒廃が進んでしまう。豪華絢爛なお堂などは戦乱に巻き込まれ悉く焼失し、広大な土地も次第に失い、廃寺寸前まで追い込まれる。この事態を憂慮した「武田信玄」が、寺の領地寄進や住職の入山など、手厚くサポートし見事に再興させたと伝わる。 参拝日:2022年7月16日
お寺の紹介
奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、甲斐国国分寺の後継寺院にあたる。とてもきれいに整備されている。
正式名称
護国山 国分寺
御本尊
薬師如来
御朱印
中央に「薬師如来」と記載。
御朱印所について
インターフォンを押して住職さんに書いていただいた。
みどころ
鐘楼門
入り口にある立派な鐘楼門。この鐘楼門は江戸時代末期に再建されたとある。
屋根が大きく外に張り出した作りで、近くで見ると大きく圧倒された。
甲斐の国と言ったらやはり「武田信玄」が一番に思いつく。
国分寺の案内図
本堂の薬師堂
本堂を開けていただき、中を見せてもらった際に鐘楼が目に入った。本堂から見る鐘楼門もまた良い景色。
住職が気さくな方で、御朱印を頂く際に少しお話をさせていただいた。本堂を見せてくださり、鐘楼門に上ることも勧めていただいたが、急な階段を登ることになるので遠慮した。今思えば、登っておけば良かったなあ。
アクセス
住所
所在地 | 山梨県笛吹市一宮町国分196-1 |
最寄駅 | JR中央本線 石和温泉駅下車、タクシーにて16分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり |
公式サイト | http://kaikokubunji.com |