
寛永寺 両大師の御朱印|大師様のツートップ?!(東京都上野)
両大師の御朱印 慈眼大師じげんだいし「天海てんかい大僧正」と慈恵大師じえだいし「良源りょうげん大僧正」の両大師を祀るお堂
慈眼大師「天海大僧正」
寛永寺を開山した天台宗の僧侶。慈恵大師良源大僧正を尊崇。
織田信長の焼き討ちで荒れ果てた比叡山延暦寺を、復興した僧侶。寛永寺創建の際には延暦寺に見立てた、と言われている。また、吉野の桜を取り寄せ上野を桜の名所にしたことでも有名。
慈恵大師「良源大僧正」
正月3日に亡くなったことから「元三大師がんざんたいし」とも呼ばれる。比叡山延暦寺の度重なる火災による荒廃の復興を行った。また、規律乱れる僧たちへの教学を推し進め「比叡山中興の祖」と称賛されている。優れた霊力があり、鬼の姿となって疫病神を退散させた時の姿を護符にした「角大師」が非常に有名。おみくじの創始者でもある。
江戸初期、天海大僧正を祀るために創建
もともと寛永寺の伽藍の一部で、「開山堂」・「慈眼堂」と呼ばれていた
後に、寛永寺本坊にあった「慈恵堂」から「慈恵大師像」を移設
以降「両大師」と人々から親しまれるように
平成元年の火災で、開山堂及び本堂が焼失
現在の本堂は再建されたもの