世界最大級の涅槃仏がいらっしゃると知って、足を延ばして訪ねてみた。こんもりとした丘のような所で、細い小道を登り進んでいく。突然姿を表す釈迦涅槃仏は想像以上に大きかった。
お寺の紹介
- 寺なのに本堂はナシ。境内全体が聖域。
- 安置されているのは巨大な釈迦涅槃仏。お釈迦様の入滅の姿。
- 体長16m、重さ30トン。
- 青銅製では世界最大級。
- 修行を重ねた僧が発願22年にしてようやく昭和57年に建立。

正式名称
常楽山 萬徳寺
御本尊
釈迦涅槃像
御朱印
なし
みどころ
山道への入口 山門

この山門の右側に駐車場(無料)がある。
国道410号線沿いに萬徳寺の幟と、この山門があるので、目印にしてもらえるとわかりやすい。
結構急な山道

結構長い道を登る。ひたすら歩く。合ってるよね?あるよね?と思いながら歩く。
絵馬

絵馬の手前に『拝観料』を支払う場所がある。
拝観料: 大人-500円 /高校・大学・専門生-400円/小・中学生-100円/65歳以上-400円
釈迦涅槃仏
釈迦涅槃仏とは
ほとんどが、右手を枕にするか頭を支えるような態勢で横たわっている。
また、頭は北向きで顔は西向きとされており、これが「北枕」の由来となった。

まずはこちらでお線香をお供えして、合掌。
台座を時計回りに3周し、ちょうど足の裏の場所で祈願すれば大願成就すると言われている。『右繞三匝』という礼法。
参拝方法
- お線香を5本取り、線香台に供えてから合掌
- 台座の最下段から、手を合わせたまま時計回りに3周。
- 足の裏にたどり着いたら、両手で三角を作り、その中心に額をあててお祈り
- 終わったら、まっすぐ台座から降りる

ここから右回りに3週します。

ぐるぐる

ぐるぐる・・

ぐるぐる・・・

ぐるぐる・・・・

3週目には、足元へ到着。
足元で「仏足護符」が売られており、足腰の病に特に良いとされている。

足の裏には宇宙観を示す文様などが描かれている。これも間近で見ると大きくて迫力がある。
まとめ
思い立ってふらりと立ち寄った「萬徳寺」。こんなに大きなサイズの釈迦涅槃像を間近で見るのは初めてだったので、新鮮な体験だった。また、いつもとは少し違う参拝方法もなかなか面白かった。良い体験となった。
アクセス
住所
所在地 | 千葉県 館山市 洲宮1571 |
最寄駅 | 「JR内房線館山駅」下車 ⇒ 下記バスへ 「JRバス安房神戸回り安房白浜行き」安房神戸下車 3分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり |
公式サイト | https://tateyamacity.com/archives/2729 (館山市観光協会HP) |