御朱印好き必見♪字が綺麗な御朱印特集! 厳選した13個の御朱印を一気に紹介。

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昔から御朱印を頂くことにハマり、気が付けば100以上の御朱印を頂いていた。
殆どが手書きなので、同じものは2つとなく、同じお寺でも書く人によって個性が光る。
一目見て圧倒されるものや、達筆すぎて読めなかったり、もはや芸術作品として魅了される御朱印も多いのだ。
そこで今回は、手元にある御朱印の中からお寺の御朱印を厳選してご紹介したい。
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静岡県 下田市|了仙寺

この御朱印のいちおしポイント

流れるような筆遣いで、「南無妙法蓮華経」のお題目が書かれているこの御朱印はもはや芸術。
「日米下田条約締結之地」とも書かれており、お寺の歴史も分かるので良い。

ペリー提督黒船陸戦隊調練の図。しっかりと了仙寺の本堂が描かれている。

このお寺で下田条約が結ばれた歴史的な地である。

このオサレな建物は、了仙寺の敷地内にあるMoBSと言う黒船ミュージアム。

了仙寺からペリー来航の碑までは、このペリーロードを歩いて行く。どことなく昔へスリップしたような感覚に陥り、歩いているだけでも楽しい。

了仙寺から数分でここ「ペリー上陸の碑」に着ける。
海が綺麗なので、了仙寺まで来たらここまで来てほしい。

訪問時の感想

了仙寺は、日米和親条約の下田条約を締結した歴史的なお寺である。
境内には黒船ミュージアムもあるので、見ごたえも有り。
また、了仙寺から黒船来航の地までの道の雰囲気も良いので、散策にピッタリの場所だった。

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京都府 京都市|知恩院

この御朱印のいちおしポイント

中央に「法然上人」と書かれたこの御朱印。
勢いが有りながら繊細な筆遣いがとても綺麗。丁寧に書かれているのが伝わってくる。

知恩院の有名な三門。とてつもない大きさであることが伝わってくる。

人と比べるとより大きさが分かる!扁額には知恩院の山号「華頂山」と書かれている。

この大きな建物は御影堂。徳川3代将軍家光公によって建てられた。

こちらも有名な方丈庭園。左の大方丈は将軍が来た時のための部屋。

訪問時の感想

知恩院は、その圧倒的なスケールに終始驚かされた。
一度参拝したら、再訪したくなる場所だ。季節によっても違う姿を見せてくれそうである。
そして、凛とした空気がとても心地よい。

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奈良県 奈良市|薬師寺

この御朱印のいちおしポイント

躍動感と柔らかさが伝わってくる。メインの墨書きは、線対称に見えてくるから不思議だ。シンメトリーの美しさも、魅了される一因かもしれない。
崩して書いているのに、このまとまり感は素晴らしい。(全くの素人の感想)

ドドンと大きな建物が薬師寺の本堂。スケールが違う。

こちらが薬師三尊像。

薬師如来をズーーーム。

こちらは昔の薬師三尊像。

訪問時の感想

薬師寺の薬師三尊像は学生時代に社会の資料集でよく見ていたので、実物を見ることが出来た際には心から感動した。
奈良県は京都ほど人でごった返していないので、大変オススメな場所である。

神奈川県 鎌倉市|建長寺

この御朱印のいちおしポイント

鎌倉五山第一位の格を見せつけるように書かれた大胆な文字使いが美しい。
なんだかデザインされたようにも感じ、とても印象に残る文字だ。
大変気に入っている一つである。

ご本尊の地蔵菩薩。迫力が違う。

この建物が本堂の仏殿。
東京芝・増上寺にあった徳川二代将軍秀忠公の夫人「お江の方」の霊屋を建長寺が譲り受けた。

1775年に再建された三門。こちらもとてつもなく大きい。

法堂(はっとう)にあるのが「釈迦苦行僧像」。
一見異様なお姿だが、これはお釈迦様が極限の苦行(断食)を行っている様子を表したものである。

方丈から見た唐門。徳川二代将軍秀忠の夫人「お江の方」の霊屋の門として建てられ、1647年に仏殿と共に建長寺に移築された。

訪問時の感想

昔のこの場所は罪人の処刑場であり、本尊の地蔵尊もその当時建立されていたお寺の御本尊だったため、建長寺が引き継いでいる。
尚、本堂は徳川家光公の母(お江の方)の霊屋たまやを建長寺が譲り受けている。
鎌倉五山第一位の貫禄を感じられる場所だ。

東京都 港区 赤坂|豊川稲荷東京別院

この御朱印のいちおしポイント

豊川吒枳尼真天」の「豊」の字がとても特徴的だ。一見ロゴマークのようにも感じる。
これは一目で豊川稲荷の御朱印と判別できそうである。
全体的に達筆で美しい筆遣いの御朱印だ。

境内には狐が至る所に!

稲荷とあるがここはお寺。

こちらが本堂。「豊川吒枳尼真天」をお祀りしている。

境内には様々な神社があるので、一帯を散策してみると面白い。

この白い建物は奥之院と呼ばれている。白と緑の建物は珍しいので、一見の価値あり。

訪問時の感想

お稲荷さんを祀っているので、神社かと思いきや立派なお寺である。
赤坂という超一等地の場所にありながら、広い敷地には様々なお寺や神舎が建立されており、見ごたえ十分。寺院には珍しく白い建物(奥の院)もあり、大変興味深いお寺だった。

東京都 台東区 上野|寛永寺 根本中堂(瑠璃殿)

この御朱印のいちおしポイント

根本中堂の御本尊「薬師瑠璃光如来像」が祀られているので、瑠璃殿とも呼ばれている。
力強い「瑠璃殿」の三文字は圧巻。

東叡山寛永寺と書かれた標柱。西の比叡山に対し東の比叡山からこの名がついた。

この建物は、川越「喜多院」の本地堂を移築された。以前のは上野戦争で焼失。

訪問時の感想

徳川将軍家菩提寺である寛永寺。
比叡山延暦寺に対し、東の比叡山の意味を込めて「東叡山延暦寺」と呼称している。そして、比叡山延暦寺の総本堂が「根本中堂」であることにちなみ、東叡山寛永寺の総本堂も「根本中堂」としている
人気のエリアからは少し離れたところに位置しており、参拝客の姿もまばらなので穴場スポットと言えるだろう。

山口県 山口市|瑠璃光寺

この御朱印のいちおしポイント

大きく「佛心」と書かれたこの御朱印は、一杓の水も決して粗末には扱わない、一杓でも大切にする心=佛心と言う意味を込めて書かれている。
力強い筆遣いに惚れ惚れとする。

大内弘世像と、奥は山門。

大内文化の最高傑作として、象徴的な建物である。

訪問時の感想

西日本の守護大名「大内氏」のお膝元の寺院であり、歴史と格式を感じるお寺だ。
室町時代の中期に建立された五重塔も、当時のまま残っている。

神奈川県 鎌倉市|高徳院

この御朱印のいちおしポイント

他ではあまり見ない筆遣いであるが、これも大変好きな御朱印の一つである。
繊細さと品を持ったこの文字は、もはや達人の域である。

20円払うと中に入れる。

こちらは江戸時代の鎌倉の大仏。侍らしき人物が写っている。

訪問時の感想

小学校の時に初めてここに来たが、大仏の中には入らなかった。20円がもったいなくて。
あれから何度も来たが、なぜか中に入る気がしなかった。何もないって聞いていたから。
でも見ていないと中がどうなっているのか気になる。なので思い切って20円払って中に入ってみた。やはりみんなの言う通り何もなかった。でも記憶には残った。

山梨県 甲府市|甲斐善光寺

この御朱印のいちおしポイント

書道のお手本のように規律正しく美しい。芯が一本通ったようなまっすぐさを感じる。美しい。
一見シンプルではあるが品がある感じが素敵。

大きく見える山門は、幅17メートル、高さおよそ15メートルと、大変立派な山門である。

この金堂は高さ27メートル、奥行き49メートルで、善光寺建築に特有の撞木造しゅもくづくりと呼ばれている。

本堂の中にお戒壇廻りおかいだんめぐりを体験できる場所がある。

本堂の真下へと続く階段を降りると、そこは明かり一つない真っ暗な空間が広がる。一切の光が遮断されるため、手元さえも見ることが出来ない。内部は「心」の字を表した造りとなっており、左側の壁を伝って進むと、「幸運の鍵」に触れることが出来る。この鍵に触れることで、ご本尊とご縁を結べるのだとか。

訪問時の感想

真夏に訪問し、甲府の気温が39.5度まで上がった。とにかく暑かった。
本堂の中にある「お戒壇廻り」は、他ではなかなか体験できないのでぜひ一度お試しあれ。

千葉県 成田市|成田山新勝寺(平和の塔)

この御朱印のいちおしポイント

御朱印には珍しく「梵字」を使っている。
御朱印を書き終えた際に意味を訪ねたところ、不動明王を表す梵字「カン」が書かれているのだと教えていただいた。ありがたや~。

こちらが平和の大塔。この梵字の御朱印はこちらで頂ける。

こちらが現在の本殿。1時間おきに行われる護摩行は誰でも参加できるので必見。

こちらは一代前の1858年に建立された旧本堂の「光明堂」。

こちらは二代前の1701年に建立された旧本堂の「光明堂」。

こちらは三代前の1655年に建立された旧本堂の「薬師堂」。

訪問時の感想

初詣には必ず参拝している成田山新勝寺は、境内に多くのお堂がある。これらは現本堂の1世代前の本堂であったり2世代前の本堂であったりと、歴史がそのまま現代まで残っているのだ。
また、御朱印もお堂ごとに違うので、それを頂くのもまた楽しみである。
新勝寺に参拝した際は、本堂の護摩行(1時間に1回/無料)をぜひ体験頂きたい。
大きな太鼓からの音と、複数人で唱えるお経は圧巻!!

静岡県 伊豆の国市|北條寺

この御朱印のいちおしポイント

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映中であったため、特別御朱印を頂けた。
北条家の家紋も北条義時と書かれた字も最高にカッコイイ。

訪問時の感想

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映真っ最中に参拝したので、普段は非公開の本殿内や、特別御朱印も頂けて大満足であった。
大河ドラマに合わせて参拝すると、普段見ることのできない姿に出会える。

東京都 江東区 深川|深川不動尊(成田山東京別院)

この御朱印のいちおしポイント

本尊「不動明王」の文字と、梵字「カン」の印が押されたこの御朱印のバランスがとてもカッコいい。不動明王の姿が文字に乗り移っているような印象さえ受けるのだ。

向かって正面の、昔ながらの建物が旧本堂。

開創310年記念事業として建立されたのが現在の本堂。
大迫力のダイナミック護摩祈祷はこの本堂で行われる。
壁面一面に書かれた梵字は「不動明王の真言」が書かれている。

節分の時期でもあり、参拝客で賑わっていた。

訪問時の感想

このお寺も度々参拝するお寺の一つである。その理由は「護摩行」。こちらも成田山新勝寺と同じように、大規模な護摩行が行われ、観客席もあるためライブ感がすごい。
法螺貝の音と共に護摩行が開始され、大きな太鼓の乱れ打ちは見ごたえしかない。

東京都 台東区 浅草|浅草寺

この御朱印のいちおしポイント

聖観世音と、聖観音を意味する梵字「サ」が書かれた御朱印。
浅草寺と言えば、外国人にも知られる日本有数のお寺。さすがの美文字である。

日本一有名な提灯と言っても過言ではない。

浅草寺の山門である宝蔵門が目の前に現れる。この宝蔵門には仁王像が安置されており、「仁王門」とも呼ばれている。

浅草寺の本堂はご本尊の聖観世音菩薩を安置していることから、観音堂とも呼ばれている。

休日は多くの観光客で溢れかえっている。さすが東京、いや日本を代表する寺院の一つである。

この五重塔は、インドのストゥーパを起源としているのだそう。最上層には、スリランカのイスルムニヤ寺院から奉戴した仏舎利が大切に納められている。

訪問時の感想

東京の中でも特に観光客が多いのがここ浅草寺。
仲見世商店街や、門前にある商店街はおいしそうなお店たくさんある。
雷門前にある「亀十」のどら焼きは日本一美味しいので訪問時は必ず買うべし!!

まとめ

明月院の御朱印も綺麗だよね!御朱印記事を読んでみる

いかがでしたでしょうか。習字も小学校の時に習っていた程度の知識でしかない素人ですが、文字には人を引き付ける魅力がたっぷり詰まっていると感じられました。
御朱印はこうやって心を込めて自分のために書いて頂けること自体が貴重な体験ですね。

最後に御朱印の読み方についてまとめた記事もあるので、よろしければご覧ください。

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