金閣寺の御朱印|北山文化の傑作「鹿苑寺」で感じる日本の美意識と歴史|(京都府 京都市)

京都府
京都府寺院
舎利殿「金閣」が特に有名な、相国寺の塔頭寺院・北山鹿苑禅寺ほくざんろくおんぜんじ。義満が描いた極楽浄土の世界を表現した庭園や建築は、北山文化の舞台として知られている。金箔に覆われた有名な建物を一度は間近で見てみたいという願いが、今回かなって参拝することができた。

参拝日:2011年5月3日
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お寺の紹介

  • 相国寺の塔頭寺院の一つであり、舎利殿「金閣」が特に有名
  • 元は公卿「西園寺公経」の別荘を足利義満が譲り受け、北山殿を造った
  • 金閣を中心とした庭園や建築は義満が描いた極楽浄土の世界を表現したもので北山文化の舞台
  • 正式名称は鹿苑寺
    • 義満の死後、遺言により寺院となり「夢窓国師」を開山とし「鹿苑寺」と名づけられた
  • 1950年に放火により焼失し、1955年に再建された
  • 1994年にはユネスコの世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産に登録

正式名称

 北山鹿苑禅寺ほくざんろくおんぜんじ

御本尊

 聖観音

御朱印

金閣寺御朱印「舎利殿」
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みどころ

金閣寺の総門

金閣寺の寺号標柱

様々な角度からの金閣寺

鏡湖池越しの金閣寺。湖面に映った金閣寺は少し霞んでいるが、美しい景色だ。

一番よくみる角度の金閣寺。こちらも美しい。うっとり。

右側からの金閣寺。空へ向けて反りかえる屋根の形がよくわかる。これも美しい。

左側からの金閣寺。金箔がよく輝いてみる。屋根裏まで金箔が貼られ、輝いている様子がよくわかる。これまた豪華で美しい。

在りし日の金閣寺

1950年7月、金閣寺の庭園内にある国宝である舎利殿(金閣)が放火され、全焼した。犯人は当時21歳の金閣寺の従弟僧であり、動機は「美に対する嫉妬と、自分の環境が悪いのに、有閑的な人々が訪れる美しい場所である金閣寺に対する反感から犯行に及んだ」とされている。一人の犯罪行為によって何百年にもわたる歴史が一瞬にして消え去ってしまうことは、とても悲しいことだ。

放火前の金閣寺

焼け落ちた金閣寺

日本には様々な歴史価値のある建物が多くある。
観光と文化の保存の共存は難しい課題だが、対策を講じる必要があると感じた。

まとめ

日本には数多くの歴史的建造物があるが、その中でも北山鹿苑禅寺は、舎利殿「金閣」を中心とした美しい庭園や建築で知られている。教科書には、必ずと言っていいほど写真が掲載されていまるが、実際に訪れて自分の目で見ると、その荘厳で煌びやかな姿に圧倒される。金閣寺と合わせて銀閣寺も参拝し、それぞれの建物の美しさを比較することで、より一層体感することができた。

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アクセス

住所

所在地京都府京都市北区金閣寺町1
最寄駅「京都市バス『金閣寺道』」下車 徒歩1分
駐車場情報専用の有料駐車場あり
公式サイトhttps://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/

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