目次
お寺の紹介
- 778年に開創され、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきた
- 当初は法相宗を宗旨としていたが、平安時代中期からは真言宗を兼宗する
- 13万平方メートルの境内には、国宝と重要文化財を含む30以上の堂塔伽藍が建ち並ぶ
- 創建以来、10度を超える火災で堂塔は焼失したが、何度も再建される
- 現在の伽藍のほとんどは1633年に再建されたもの
- 国内有数の観音霊場で、1994年に古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録
- 本殿は国宝で、「徳川家光」の寄進により1633年(寛永10年)に再建
- 「清水の舞台」
- 屋根は檜皮葺きの寄棟造、正面に向かって左右に入母屋造の翼廊がある
- 舞台の部分は、大型のケヤキの柱139本が支える造りで、「懸造」と言う
- 釘は一本も使われていない!!
- 「清水の舞台から飛び降りるつもりで」
- 江戸時代の滑稽本記載があることからこの頃には既に浸透していたと思われる
- 清水寺塔頭・成就院の『成就院日記』には実際に飛び降りた人の記録がある
- 未遂含め235人もの人が飛び降り、死亡者は34人出ている・・・
- 飛び降りた動機は、本人や家族の病気治癒、暇が欲しいなどの理由
- 1872年、京都府が舞台からの飛び降り禁止令を発し、以降飛び降り行為は減った
正式名称
音羽山 清水寺
御本尊
千手観音
御朱印
清水寺の御朱印
地主神社の御朱印
みどころ
清水寺の仁王門
清水寺と書かれた扁額
藤原成行が書いた「清水寺」という文字が、仁王門の扁額に刻まれている。
清水の舞台
今年の漢字「偽] ※2007年は何も信じられなくなった「偽」の年であった。
清水寺と言えば、「今年の漢字」で有名なお寺である。参拝した2007年は色々な偽装問題にあふれる1年だったなあ。
1.相次ぐ食品偽装問題|産地偽装、加工食品の原材料偽造、賞味期限改ざん etc
2.政界に多くの偽り|年金記録の改ざん、政治活動費の偽り、官庁の裏金工作 etc
3.老舗にも偽装が発覚|老舗の土産品、名門の老舗料亭にも賞味期限改ざんや仕入れ品など偽り
4.他にも多くの業界に「偽装」が目立った年|耐震偽装問題、相撲やボクシングなども偽り
今から15年も前の出来事とは信じがたい…
まとめ
これまで3回清水寺に参拝したことがあるが、いつ行っても多くの観光客で賑わっている。写真でしか見たことのなかった清水の舞台は、近くで見ると圧巻だ。そして、なんと驚くべきことに、この舞台には釘が一本も使われていない。しかし、逆に釘を使っていないことが、錆びたりせず今でもこの舞台がそのまま残っている秘密かもしれない。舞台からの景色も素晴らしいが、横から舞台を見ると京都市街地を眼下に望むことができるのもまた良い。
アクセス
住所
所在地 | 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
最寄駅 | 「京阪電鉄 清水五条駅」下車 徒歩25分 |
駐車場情報 | 専用の有料駐車場なし※近隣のコインパーキングを利用 |
公式サイト | https://www.kiyomizudera.or.jp/ |