お寺の紹介
- 607年(推古15年)に「斑鳩寺」として創建とされる
- 聖徳太子が「斑鳩宮」を建築し飛鳥から移住(今の東院のあたり)
- 斑鳩宮に接して建立されたのが「斑鳩寺」
- 聖徳宗の総本山
- 金堂・五十塔を中心とする西院伽藍、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられる
- 西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群
- 1993年、「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコ世界遺産に登録
- 明治時代、法隆寺の西院伽藍が670年に火災で全焼したか否かで大きな論争を呼んだ
- 昭和14年の発掘調査で、再建された形跡が発見され、論争に終止符が打たれる
正式名称
法隆寺(創建時は斑鳩寺)
御本尊
釈迦如来
御朱印
みどころ
寺号標柱
「聖徳院 総本山 法隆寺」と刻まれた標柱
「世界遺産 法隆寺」の石碑
法隆寺は日本で最初に、世界文化遺産に登録されたお寺なのだそう。さすが歴史のあるお寺だ。
法隆寺の南大門
法隆寺の玄関として知られる総門。残念ながら、創建時の門は失われてしまったが、現在の門は室町時代の1438年に再建されたものだそう。それでも十分な歴史を持っている門だ。
南大門を抜けた参道
南大門をくぐると、その先には有名な五重塔が見えてくる。そこに向かって歩くだけでも、ワクワク感が高まってくる。
法隆寺の中門
西院伽藍の本来の入口となる中門。正面が四間二戸と入口が二つある形が特長だそう。
飛鳥時代の様式だそうで、これまで訪れたお寺とは少し違った雰囲気を感じる。
法隆寺 聖霊院
聖徳太子の尊像を安置するために作られた。
馬屋(厩)
聖霊院の近くには「馬屋」と呼ばれる建物がある。中には聖徳太子の愛馬「黒駒」を引く舎人「調子丸」の像が祀られていた。
法隆寺の金堂と五重塔
法隆寺と言えば、この金堂と五重塔が有名だ。金堂は西院伽藍最古の建築であり、建立から約60年後に一度火災で焼失し再建(と言っても飛鳥時代のこと)されてからは、一度も焼失したことがないそう。それだけでなく、世界最古の木造建造物でもあるのだから、驚き!また、五重塔も日本最古の塔であることが知られている。この場所にいると、周辺に高く近代的な建物が無いので、まるで飛鳥時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえる。
広い境内
敷地面積が18万7千平方メートルと広大であり、境内には19棟の国宝建築物が建ち並んでいると言われている。訪問時は夕方で疲労も溜まっていたため、全て回ることが出来なかった。再訪したい一場所の一つだ。
今は懐かしい旧一万円札
聖徳太子と言ったらまずこの一万円札が思い出される。懐かしい…。
まとめ
法隆寺は、日本の歴史を紐解く上でもとても重要な場所と言えるのではないだろうか。今から1,300年以上も前の建築物を今も目にすることが出来るというのは、不思議な体験だ。また改めてじっくりと散策したい。
アクセス
住所
所在地 | 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1 |
最寄駅 | 「JR大和路線 法隆寺駅」下車 徒歩20分 |
駐車場情報 | 専用駐車場無し |
公式サイト | http://www.horyuji.or.jp/ |