お寺の紹介
- 通称「川崎大師」
- 「平間兼乗」が海中投げ入れた網に弘法大師の木造がかかり、これを供養したことが始まり
- 1128年(大治3年)、高野山の尊賢上人と兼乗が力を合わせ「平間寺」を建立
- 1813年(文化10年)、徳川11大衆軍「家斉」が訪れた
- 近代以降の「初詣発祥の地」とされる
- 2012年時点では、明治神宮・成田山新勝寺に次ぐ全国第3位の参拝客を集める
- 10年に1度、本堂内の弘法大師像が一般公開されている
正式名称
金剛山 金乗院 平間寺 通称|川崎大師
宗派
真言宗 智山派
御本尊
弘法大師(空海)
御朱印
みどころ
川崎大師の門前町 仲見世
川崎大師へ向かう山門へ続く道は、仲見世通りと呼ばれ、多くのお店が軒を連ねている。
この通りで有名なのが「せき止め飴」だ。
仲見世通りを歩くと、トントコトントコというリズミカルな音が聞こえてくる。それは、職人が包丁で飴を切っている音なのだ。この響きに惹かれ、その妙技につい見入ってしまう。好みには個人差があるかもしれないが、素朴な甘さが広がるシンプルな味わいは、試さずにはいられない。お土産にも最適なので、ぜひ一袋購入して帰りたい。
川崎大師の山門
昭和52年、川崎大師開創850年を記念して、大山門が建立されたのだそう。
この山門、堂塔や伽藍を囲っている結界の総門なのだそう。門の四方に、京都の東寺にある国宝「四天王像」を模して造られた四天王(持国天像・増長天像・広目天像・多聞天像)が安置されているのだとか。なんだかすごいスケールだ。
川崎大師の本堂
この大本堂は、川崎大師の10年に一度行われる大開帳に合わせて、昭和39年に落慶されたのだそう。わりと新しいのだ。
堂内には、ご本尊である弘法大師を中心にして、不動明王や愛染明王などの仏様が安置されている。
川崎大師 自動車交通安全祈願所
川崎大師の周辺道路を走ると、目に飛び込んでくるのがこの「自動車交通安全祈願所」という大きな建物だ。周辺の建物とは異なる趣を持ち、圧倒的な存在感がある。この建物は、インドにある世界遺産「ブッダガヤの大塔」から着想を得て建立されたとのこと。この建物だけでも、十分見応えがある。
自動車保有率の上昇によって交通状況が悪化した昭和30年代に、交通安全祈願の場所が必要とされ、昭和38年に「自動車祈祷殿(現在の薬師殿)」が建立されたのだそう。そして、参拝者の増加に対応する形で、昭和45年に現在の「自動車交通安全祈祷殿」が建てられたとのこと。
アクセス
住所
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48 |
最寄駅 | 「京急大師線 川崎大師駅」下車 徒歩8分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり(700台) |
公式サイト | https://www.kawasakidaishi.com/ |