目次
神社の紹介
- 創建時期は不明
- 徳川家康の江戸幕府開府(1603年)以前には、すでに新宿の総鎮守だった
- 大和の吉野山から勧請したとされる
- 江戸時代の寛永年間、朝倉筑後守が当時の社地周辺を拝領し、朝倉氏の敷地内に飲み込まれる
- 別の土地への移転を幕府へ願い出て、約250メートル北にある現在の場所を拝領
- 徳川御三家筆頭「尾張藩」下屋敷の庭の一部へ移転
- たくさんの花が咲く美しい花園跡地なので「花園稲荷神社」と呼ばれるように
正式名称
花園神社
御祭神
倉稲魂神|稲に宿る神秘な霊。伏見稲荷大社の主祭神。お稲荷さんとして信仰されている。
日本武尊|熊襲征討・東国征討を行ったとされる日本古代史上の伝説的英雄。
御朱印
みどころ
花園神社の狛犬
1821年に鋳造された銅の唐獅子は、新宿区の有形文化財に登録されている。その細部まで作りこまれた姿は、まるで今にも動き出しそうなほど迫力がある。200年以上前の作品でありながら、しっかりと現代に残っているというのは本当にすごい。
花園神社の拝殿
創建以来、大きな火災に度々見舞われ、社殿の再建を繰り返してきたそう。第二次大戦後、社殿の老朽化に伴い、昭和40年に鉄筋コンクリート製の社殿を再建したとのこと。
花園神社の酉の市
花園神社と言えば、酉の市だろう。
商売繁盛を祈願する伝統行事で「大酉祭」と呼ばれており、例年11月ごろに開催される。
境内には、このようにたくさんの提灯が並べられる。とても印象的だ。
そして、縁起物の熊手を商う熊手商が境内に軒を連ねる。商売繁盛の熊手が所狭しと並んでいる様子は圧巻。この大きな熊手を買うには、何年がかりになるのだろう。
こりゃ縁起が良さそうだ!!
おしまい
アクセス
住所
所在地 | 東京都新宿区新宿5丁目17−3 |
最寄駅 | 「JR新宿駅」下車 徒歩6分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場なし |
公式サイト | http://hanazono-jinja.or.jp/ |