福徳神社(別号:芽吹神社)の御朱印|宝くじやコンサートチケット当選も夢じゃない?江戸時代から続くご利益たっぷりの神社(東京都 日本橋室町)

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江戸時代には、幕府公認の富くじ興行を行っていた福徳神社。2代将軍「徳川秀忠」も尊崇し、江戸後期には高額当選のご利益があると、大変な人気だった。現在では、コンサートなどの鑑賞チケット当選を願うファンたちの間で、新たな人気を呼んでいる。

参拝日:2023年6月4日
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神社の紹介

  • 清和天皇の時代(貞観年間)には、すでに存在していた
  • 建立の地が「福徳」だったことが「福徳稲荷」の由来
  • 源義家、太田道灌らが尊崇していた
    • 太田道灌の神霊が合祀されている
  • 1614年(慶長19年)、初代将軍「徳川家康」・二代将軍「徳川秀忠」が参拝
    • 秀忠が神号を褒めた際に、クヌギの鳥居から若芽が出ていたので「芽吹稲荷」と命名
  • 1619年(慶長24年)に、江戸城内の「弁天宮」を合祀
    • 秀忠自ら神霊を納めた
  • 江戸時代後期には富くじ高額当選のご利益があるとして有名になる
    • 神号が「福徳」であること、秀忠が特に尊崇していたことから人気を博した
  • 江戸時代には、火災に遭うたびに幕府から「勧化」を許されている
    • 「勧化」は社殿再建の寄付を募ることで、幕府からの信仰が篤かったことがわかる
    • 文政、天保の時代には、これが幕府公認の富くじ「御免富」であった
      • 由緒ある寺社に限り、社殿等の再建費用捻出を目的として、許された興行だった
  • 明治以降、震災や戦争、周辺の都市開発により何度も遷座を行う
  • 2006年(平成18年)、現在の形に再建される 

正式名称

 福徳神社ふくとくじんじゃ|別名:芽吹稲荷めぶきいなり

御祭神

 主祭神|倉稲魂命うかのみたまのみこと:稲の精霊を神格化し、五穀・食物を司る神。
     ※稲荷神社ではこの神が祭神となることが多くみられる

御朱印

福徳神社のご朱印
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みどころ

福徳神社境内

日本橋三越や三井住友銀行の並びから一本入った場所に、突如として緑のオアシスが現れる。 日本橋室町という都心の一等地に位置しながら、神社の森を再現しこれを活かした都市開発によって、見事な共存を実現した素晴らしい神社だ。

参拝の列が途絶えることは無い。

このような看板があるということは、この神社はかなり人気があるのだろう。参拝したのは日曜日だったが、その日も多くの参拝客が訪れていた。

福徳神社の鳥居

オフィス街の一角に位置する神社の朱色の鳥居は、周囲とのコントラストが美しく映える。

CMでおなじみの三井不動産が奉納している鳥居だ。さすがの存在感。

福徳神社の石碑

その昔、福徳神社一帯にある鎮守の森を「稲荷の森」と呼び、敷地内に建つ一里塚を「稲荷の森塚」と呼んでいたそう。神社に伝わる碑文を基に、この一里塚を再現したとのこと。

福徳神社 手水舎

こちらが日本橋室町にあるおしゃれな神社の手水舎。

参拝日が6月だったので、ちょうど見ごろの紫陽花が飾られていた。どことなく、龍も喜んでいるように見える。

福徳神社 社殿

平成27年に建てられたということで、もう8年が経過しているが、社殿はまだまだピカピカだ。

女性の参拝客が目立つ。みんな熱心にお参りしていた。
江戸時代後期には、神社のありがたい由来から富くじ高額当選にご利益があるとして人気を博していた。それが転じて、現在では人気アーティストのコンサートチケット当選を願うファンたちの間で、人気を博しているのだそう。SNSで調べてみると、参拝した後に「希望のチケットが当選した!」と評判の様子。実際にご利益がありそうだ!

福徳神社 扁額

「福徳神社」とある。

福徳神社 社殿内

中央には歴史を感じる社が見える。

福徳神社 社務所

社殿左側に位置する社務所でご朱印を頂ける。

「宝袋」が人気のようで、参拝時には購入数量の制限があった。この袋に、購入した宝くじを入れておくものらしい。

この蔵みたいな建物が社務所。

神社の周りには樹木が植えられており、とても雰囲気が良い。

おしまい

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アクセス

住所

所在地東京都中央区日本橋室町2丁目4−14
最寄駅「東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅」下車 徒歩1分
「JR総武快速線 新日本橋駅」下車 徒歩1分
駐車場情報駐車場なし
公式サイトhttps://mebuki.jp

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