目次
お寺の紹介
- 736年(天平8年)、奈良県「大和の長谷寺」開基である「徳道」が開山
- 藤原房前が招請した(父は藤原不比等)
- 大和国山中で楠の大木から2体の十一面観音像を彫りだす
- 一体を大和長谷寺に祀り、もう一体を海へ流す
- 15年後、三浦半島に流れ着いた十一面観音を鎌倉に安置して開いたのが長谷寺
- 本尊の十一面観音は錫杖を右手に持ち、岩座に立つ姿で「長谷寺式十一面観音像」と呼ぶ
- 本尊は度重なる修復がなされおり、少なくとも室町時代には存在していたとされる
- 関東大震災で甚大な被害を受け、鉄筋による再建が進む
- 昭和61年、関東大震災後60年以上の歳月を経て堂宇が完成
- 大きな懸仏などが鎌倉時代から受け継がれており、当時は巨大な仏像が祀られていたとされる
正式名称
海光山 慈照院 長谷寺 (長谷観音)
御本尊
十一面観音
御朱印
御朱印帳
色の取り合わせや模様が素敵で、お気に入りの1冊。
みどころ
大きな提灯と「門かぶりの松」で有名な山門
長谷寺と言ったら、この門と松が有名!
「門かぶりの松」と言うのだそう。松の枝が一本だけ横に長く伸び、人がその下を潜れるようになっている松とのこと。昔は立派な家の門によく見かけたあの松だ。お寺で見るのは珍しい。これを作った人の才能が浸み出ている。
とてもきれいな庭園
ここ長谷寺は紫陽花が有名だが、紫陽花以外でもとてもきれいな花が咲いており、1年を通して花散歩が楽しめる。
大きくてきれいな牡丹の花。長谷寺では、4月中旬から5月上旬にかけて牡丹の花が見ごろになる。ちょうどゴールデンウイークとも重なるためたくさんの花見客が訪れるほど人気。様々な品種の大きな牡丹が咲き乱れるので、一見の価値あり。
有名な紫陽花も、もちろん見ごたえ抜群。梅雨の季節には40種類2500株もの紫陽花が一面に咲く。
なごみ地蔵
こちらも有名なお地蔵さま。とってもかわいいお地蔵さまが、疲れた体と心を癒してくれる。
境内の3箇所にあるそうで、すべて見つけられたら幸福が訪れるんだとか。
御本堂(観音堂)
ここに日本最大級の木造仏像である十一面観音像が安置されている。
まとめ
紫陽花寺として、超有名な「長谷寺」。いつ参拝しても、たくさんの参拝客で溢れている人気のお寺。綺麗に整備された境内や四季折々の草花に、心が洗われる。鎌倉観光では外せないお寺だ。
アクセス
住所
所在地 | 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2 |
最寄駅 | 「江ノ島電鉄 長谷駅」下車 徒歩5分 |
駐車場情報 | 専用の有料駐車場あり(門前にある) |
公式サイト | https://www.hasedera.jp/ |