神社の紹介
- 江戸時代中期、「第一六世法院栄尊」が大宮氷川大社の分霊を勧請し「氷川神社」として祀る
- 当時は本地仏として十一面観音像が祀られていた
- 寺社分離令以降、現存していない
- 1907年(明治40年)、地域の神社を合祀したことをきっかけに「九重神社」に改称
- 近隣の村社8社を含めた合祀なので「九重神社」
- 1948年(昭和23年)に第二次大戦の混乱の中、社殿焼失
- 1951年(昭和26年)に再建
正式名称
九重神社
御祭神
素盞嗚尊
御朱印
新緑の御神木御朱印に端午の節句の特別バージョン
こちらも端午の節句の特別バージョン。
尚、5月5日は宮司自らが御朱印を書いてくださる日とのこと。
みどころ
九重神社の社号標柱と一之鳥居
村社九重神社と彫られている。
九重神社の二之鳥居
九重神社の由来
九重神社の由来
九重神社 御由緒
大宮台地の先端部に位置し、久保山と呼ばれる丘に当社は鎮座している。この久保山は、その昔、平将門が砦を築いたという言い伝えがあるように、周囲の村々がよく見渡せ、当社境内の御嶽山に登れば筑波山や日光連山を一望することができる。また、境内には樹齢五百年以上のスダジイの大木が二本あり、市記念天然記念物になっている。
境内の西に隣接する真言宗の密蔵院の中興第十六世法印栄尊が武蔵一宮氷川神社を勧請したことに始まると伝える。明治に入ると、神仏分離によって別当を離れ、原村の村社になったが、政府の合祀政策に従い、領家の神明社・慈林の氷川稲荷合社・藤八の菅原社・吉蔵の八幡社・北谷の稲荷社・花栗の稲荷社・苗塚の稲荷社・小山の氷川社という近隣の村社8社をはじめとした計32が当社に合祀された。そのため、当社は、村社が9社重なった神社ということから九重神社と改称した。
九重神社 御由緒より
平将門にもゆかりのある神社なのである。
九重神社の御神木「スダジイ」
こちらは樹齢500年以上のスダジイの立派な二本の大木。本殿を覆うようにそびえ立っている。
九重神社 御嶽山
ここ安行では、御嶽山が一番標高の高い場所であり、海抜32mに位置している。この御嶽山は山岳信仰の対象となっており、木曽の御嶽山を御神体とする御岳信仰によって崇められている。
九重神社の社務所
こちらの社務所で御朱印が頂ける。
なお、この日は特別な御朱印が頂ける日であり、約30人の参拝客が訪れ、御朱印をいただくまで約2時間ほど必要だった。
新緑の御神木御朱印 一覧
こちらでは季節限定の様々な御朱印が用意されている。その特別感に惹かれ、ついつい集めたくなってしまう気持ちがわかる。季節ごとに異なる御朱印を集めることで、その神社の魅力や歴史をより深く感じることができる。
川口9社勾玉巡り
地域で様々なイベントがあるので、ちょっとした観光にも良い。
九重神社本殿
おしまい
アクセス
住所
所在地 | 埼玉県川口市大字安行原2042 |
最寄駅 | 「JR京浜東北線 川口駅」下車 バス利用 「峯八幡宮」下車 徒歩10分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり(4台) |
公式サイト | https://kokonoejinja.or.jp/ |