題経寺(柴又帝釈天)の御朱印|柴又帝釈天と言ったらもちろんあの映画!(東京都 葛飾区柴又)

寺院
寺院東京都都道府県別
フーテンの寅さんで有名な柴又帝釈天。そこは下町の活気を残し、今も参拝客が絶えず、人気のあるお寺だ。天明の大飢饉の際には、柴又帝釈天の住職が飲む護符「一粒符」を人々に与えたという言い伝えが残っている。

参拝日:2011年11月3日
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お寺の紹介

  • 1629年(寛永6年)創建
  • 江戸時代中期、一時期ご本尊が所在不明となる
  • 1779年(安永8年)、本堂改修中に不明のご本尊を発見し、再興を果たす
  • 1783年(天明3年)に発生した天明の大飢饉の際には当時の住職が江戸や下総の国々を巡る
    • この時、病が治るように祈った飲む護符「一粒符」を人々に与えた
    • 以降、江戸を中心に帝釈天信仰が広まった
  • 夏目漱石の「彼岸過迄」や、渥美清主演の「男はつらいよ」など、多くの文芸作品に登場する

正式名称

 経栄山きょうえいざん 題経寺だいきょうじ|通称:柴又帝釈天

宗派

 日蓮宗

御本尊

 板本尊々形いたほんぞん そんぎょう |日蓮上人が彫られた帝釈天像

御朱印

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みどころ

柴又駅

柴又と言ったらやっぱり寅さんだろう。柴又駅の駅名標にも寅さんが!

2021年の駅前再開発により、かなり様変わりした様子。こざっぱりしている。
かつて駅前広場があった辺りにはコンビニや蕎麦屋などの商業施設が入った。

フーテンの寅さん像

新しい街並みと、銅像が不思議な雰囲気を醸し出している。

以前の街並みはこんな感じ。柴又の下町感も、味があって良い。なじみ深い。
あの口上が聞こえてくるようだ。「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」

柴又帝釈天 参道

帝釈天は、柴又駅からはすぐの距離にあり、参道をゆっくりと歩いてお店を巡るのも楽しいので、ぜひとも訪れる際には電車がおすすめだ。写真左手にあるレトロなおもちゃ博物館の雰囲気も、柴又らしさを感じさせている。

先へ進むと、草団子屋が並ぶ有名な参道の商店街に通じる。

いい!これが昭和レトロ感だろうか。

それでは参道を楽しみながら本堂への参拝へと向かう。

お煎餅やくずもち、お団子屋さんなど、おなかを空かせてこの場所を訪れると、楽しさ倍増!

商店街に並ぶ多くのお店が開店していて、シャッターが下りているお店はほとんど見かけなかった。こんなに活気があるのは、今も参拝客が多いからなのだろう。シャッター通りにはなってほしくない。

柴又帝釈天 二天門

本堂を目指して賑やかな参道商店街通りを通り抜けると、柴又帝釈天の山門である二天門が目の前に現れる。この門には増長天と広目天が安置されていることから、「二天門」と呼ばれている。

柴又帝釈天の二天門は、坂田留吉棟梁によって造られた豪壮な総欅造りの門で、江戸期建築の最後の名匠と言われている。また、日光東照宮の陽明門を模しているとも言われているとのこと。
どれどれ、東照宮の陽明門を見てみよう。

なるほど、言われてみれば確かに似ている?

柴又帝釈天 寺号標柱

一礼してから参拝へと向かう。

柴又帝釈天 手水舎

開けた境内が広がっている。

三人の稚児が手水鉢を支えるデザインの、なんともコミカルな手水舎である。
水はこの稚児が持っている鉢から水があふれ出るので、その水で清める。

柴又帝釈天 帝釈堂

立派な松の木が、参道を横切るように枝を伸ばしている。

帝釈天と言ったらこの松が有名だ。

立派な木だなあ。

柴又帝釈天 邃渓園(すいけいえん)

柴又帝釈天にある邃渓園すいけいえんは、永井楽山翁によって改修され、昭和47年に完成した庭園。
邃渓園すいけいえんの名は、庭園内の滝の風景が奥深く、静かな雰囲気を持つことに由来しているのだそう。

立派な庭園!見る場所や角度によって、様々な表情を見せてくれそうだ。

おしまい

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アクセス

住所

所在地東京都葛飾区柴又7丁目10−3
最寄駅「京成電鉄金町線 柴又駅」下車 徒歩5分
駐車場情報有料の駐車場あり
公式サイトhttp://www.taishakuten.or.jp/index.html

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