神社の紹介
- 1519年(永正16年)、武田信虎が武田氏館「躑躅ヶ崎館」を建築
- 一帯には家臣団が住み、武田城下町が形成される
- 武田信虎、信玄、勝頼の三代にわたって武田家の中心地として栄える
- 1582年(天正10年)に武田氏が滅亡した後もしばらく中心地だった
- 安土桃山時代以降、館の南方に「甲府城」が築城される
- 武田氏滅亡後の1600年に、躑躅ヶ崎館は壊される
- 江戸時代には「古城」や「御屋形跡」と呼ばれ、旅行者が訪ねる程度の場所に
- 1880年(明治13年)、明治天皇が山梨県巡幸を行う
- 武田信玄ゆかりの寺社の調査や保存のために「保存金」が下賜される
- 1899年(明治32年)に、武田信玄を祀る神社の建設運動が起きる
- 1919年(大正8年)に「甲斐武田神社」が創建される
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正式名称
甲斐武田神社
御祭神
武田信玄公
御朱印
みどころ
武田神社前
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武田神社の標柱の先に橋があり、それを渡った先に鳥居が見える。
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立派な石垣が見える。躑躅ヶ崎館跡地に鎮座したと言われているが、まるで城のような作りだったことが良くわかる。
武田神社 社号標柱
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立派な標柱だ。
武田神社 鳥居前
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鳥居が、一段上がった高台にあることもわかる。外からの様子は、まさに城跡だ。
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この武田神社は、武田氏の館跡に建てられており、階段の左右には立派な石垣が積まれている。当時の武田氏が大きな権力を持っていたことが容易に想像できる。
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武田信玄が祀られている神社だけに、とても立派な狛犬が出迎えてくれる。この迫力には圧倒された。大正時代の創建とのことなので、この狛犬もその時のものかな?
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参拝当日は気温38度でまさに酷暑だったが、神社に着いた途端に豪雨と雹の嵐に見舞われた。30分くらい車内で待機し、雨が止むのを待つ。雨が上がり外へ出ると、なんと外気温は24度まで下降していた。
こんなこともあり、参拝客もまばらで涼しく参拝が出来た。
武田神社 手水舎
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鳥居をくぐると左側に手水舎が見える。
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手水鉢は武田菱の形をしており、屋根にも同様の武田菱が施されているのを発見。細部にまで武田氏の象徴が散りばめられていた。
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水は四方にチロチロと流れている。
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上から見るとこんな感じ。武田菱がカッコイイ!
身を清めたので、いよいよ本殿へ!
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参道の足元にガムテープが貼られている。土日や初詣などの時期には結構混む神社なのだろう。
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趣があって良いなあ。
武田神社 拝殿
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大正時代に創建された、立派な拝殿。屋根は檜皮葺で、威厳を感じる。この奥には本殿が鎮座している。
武田神社 扁額
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近づくと、木造の歴史を感じる。
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拝殿の向こう側に本殿が少し見える!
神社に参拝した際は拝殿だけでなく、本殿が見られる場合はしっかりと見ておきたい。
武田神社 本殿
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拝殿の裏手に廻ると本殿が鎮座していることがわかる。拝殿が参拝する人のための建物であるのに対し、本殿は神のための建物と言える。ゆえに、参拝客へ見せるために建てられていない。拝殿の裏手に回って僅かに姿を拝めたらラッキー。
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この角度からも、拝殿から見えた御簾が見える。
武田神社 社務所
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社務所に、御朱印受付窓口がある。
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①のみ、帳面へ直接押印してくれるとのことで、300円。
②の信玄立ち姿が入ったものは、書置きタイプのみとのこと。
甲陽武能殿
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「甲陽」の意味、は甲斐(山梨の旧国名)の国が光り輝く様を表した呼び名。
「武能」は武田氏の「武」と、能楽の「能」を足した言葉。武士と能楽は密接なつながりがあることから、この武田神社にこのような舞台が作られた。
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雨ざらしなのがびっくり。この日も直前にスコールに見舞われたため、床が濡れている。保存も大変だろうな。
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武田神社 さざれ石
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さざれ石も発見。ありがたや~。
おしまい
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アクセス
住所
所在地 | 山梨県甲府市古府中町2611 |
最寄駅 | 「JR中央線 甲府駅」下車 バス利用で約8分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり(154台) |
公式サイト | http://www.takedajinja.or.jp/ |