目次
神社の紹介
- 「氷川」の由来は出雲「簸川」にあり、この上流が「八岐大蛇退治」の舞台と伝わる
- 951年(天歴5年)東国遊行中の「蓮林僧正」が夢でお告げを受け、今の赤坂に奉斎した
- 1066年(治暦2年)に、関東一円が襲った大干ばつに見舞われ、雨乞い祈祷を行う
- 祈祷を行うとすぐに雨に恵まれ、それは川が出来るほどの雨量であったと伝わる
- 1729年(享保14年)、江戸8代将軍「徳川吉宗」が老中「水野忠之」に命じ社殿を造営開始
- 翌年、元の場所からこの社殿へ遷座
- 数々の震災や戦災を免れ、当時のままの姿を今に残している
- 東京有形文化財指定
- 吉宗は紀州藩出身であり、紀州藩の中屋敷が赤坂にあったことから氷川神社が尊崇される
- 社殿造営後、吉宗自ら参拝したと言われる
- 徳川吉宗から、14代将軍「徳川家茂」まで歴代将軍の朱印状が下付された
- 「江戸七氷川(麻布氷川神社・渋谷氷川神社・簸川神社など)」の筆頭
- 1868年(明治元年)、准勅祭社に列する
- 現在は「東京十社」のひとつ
正式名称
赤坂氷川神社
御祭神
主祭神|素盞嗚尊:天照大御神の弟であり、勇猛果敢として有名な神様
|奇稲田姫命 :稲田の女神とされる五穀豊穣を司る神様
|大己貴命 (大国主命):出雲大社の御祭神で、大国主命と同じ神様
御朱印
みどころ
東京十社めぐりの看板を発見。次回はこの十社を廻ってみたい。
赤坂氷川神社の社号標柱
赤坂という都心の一等地にいることを忘れさせるほど、この場所は静寂と自然に包まれている。周囲を緑の森に囲まれ、静かな雰囲気が心地よく広がっている。まるで別世界にいるかのような感覚だ。
赤坂氷川神社 一の鳥居
参道の奥にはさらにもう一つの鳥居が見える。
赤坂氷川神社 二の鳥居
鳥居の扁額には「氷川大明神」と書かれている。
赤坂氷川神社手水舎
手水舎には生け花が置かれており、さすが港区と感じた。小粋である。
赤坂氷川神社の狛犬たち
きりっ
にやり
にこ
にかっ
個性的で表情豊かな狛犬たちが目に留まり、そのかわいらしさに思わずパチリ。それぞれの劣化の様子を見ると、造られた時期が違うのだろう。時期によって表情が変わっていく様まで想像できる。
今後は狛犬に注目して探索してみよう!(忘れなければ…)
赤坂氷川神社本殿前
こちらは反対側からパチリ。
赤坂氷川神社本殿
この建物が、8代将軍「徳川吉宗」が命じて建立した本殿だ。度重なる震災や、戦災によって多くの貴重な建造物が焼失した中で、江戸時代の建物が残されていることは、非常に貴重な存在と言える。
おしまい
アクセス
住所
所在地 | 東京都港区赤坂六丁目10番12号 |
最寄駅 | 「東京メトロ千代田線 赤坂駅」下車 徒歩7分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり(9台) |
公式サイト | https://www.akasakahikawa.or.jp/ |