合格祈願におススメの御朱印|受験生必見!受験前に訪れたい合格祈願に効果絶大な神社仏閣特集!(関東近辺)

特集
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神社仏閣を巡ると、受験生の合格祈願の絵馬を良く見かける。
有名どころでは菅原道真公を祀る天満宮が挙げられるが、他にも多くの神社仏閣で目にする。中にはダジャレのような合格祈願もあったりと、とても幅が広い。
「やるべきことは全て終えた、後は神頼み…。」そんな時におススメしたい、合格祈願の出来る神社仏閣と、そのご利益や縁起についてご紹介していく。
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学問の神様である菅原道真(天神様)を祀っている神社

天神様=菅原の道真公について

合格祈願と言って真っ先に思いつく神社は「菅原道真」公を祀っている「○○天神」や「○○天満宮」ではないだろうか。ではそもそも、菅原道真はなぜ学問の神様と呼ばれており、人々から崇められているのだろうか。
ここで簡単に菅原の道真公について簡単におさらい!!

①菅原道真とは?・・・・・西暦800年頃(平安期)に活躍した文官。
②最高の役職は?・・・・・右大臣。朝廷の最高機関のナンバー3。
③菅原道真の逸話は?・・・道真は幼少より詩歌を好み、11歳で初めて漢詩を読んだ。超優秀。
④菅原道真の成績は?・・・18歳で朝廷の大学に入学。その後2名しかいない文章得業生となる。
⑤なぜ天神様と呼ぶの?・・最初は不遇の死により天災の祟り神となっていた。天の神で天神。
⑥その後学問の神様に?・・道真の潔白が証明され、改めて学問に優れた人物と見直されたから。

非常に頭脳明晰で優れた人物だったにも関わらず、周囲からの妬みや謀略により失脚。後世になってようやく、その功績が認められ神として崇められるまでに至った人物なのだ。

東京都 文京区 湯島|湯島天神

合格祈願のいちおしポイント

合格祈願と言ったら、ここ湯島天神。関東の三大天神様の一つで、上野に位置しているため受験シーズンには多くの絵馬が溢れんばかりに掛けられている超超メジャースポット。

ご利益ポイント

・学問の神様で有名な菅原道真公を祀る。
・東京大学の近くにあり、東大受験生にも人気。
・458年(雄略天皇2年)に「雄略天皇」の勅命で創建された歴史ある神社。

御祭神

 天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)|日本神話に登場する神で天岩戸の扉を開けた方。
 菅原道真公(すがわらみちざねこう)

溢れんばかりの絵馬が所狭しと掛けられている。

道真公もこんなにお願いされるとは思っても居なかっただろう。

何とも頭が良くなりそうな道。その名も学問のみち。

お願いモー、絵馬モー書いたし、モー安心。

訪問時の感想

さすがは合格祈願で人気の神社とあって、多くの絵馬で溢れていた。
私も大学入試の時には、ここ湯島天神に来て願掛けをしたことを思い出した。

東京都 江東区 亀戸|亀戸天神社

合格祈願のいちおしポイント

東京の三大天神様の一つで、東京都江東区亀戸に位置する。
こちらにも多くの絵馬が掛けられており、多数の参拝客で賑わっている。

ご利益ポイント

・学問の神様で有名な菅原道真公を祀っている。
・1662年「菅原道真公」の末裔である「大鳥居信祐公」が太宰府天満宮より勧請した。
 境内は太宰府天満宮を倣って造営した。
・現在の宮司も大鳥居さんであり、代々大鳥居家によって守られている神社である。

お賽銭箱には、太宰府天満宮の象徴である梅があしらわれている。

スカイツリーの近くにあるので、近くに来た際には立ち寄って頂きたい。(駐車場も無料!)
現代テクノロジーの象徴と歴史の象徴が交錯する場所。

本殿の両サイドには絵馬がいっぱい掛けられている。

菅原道真公5歳の像。とても賢そうなお顔である。

ゴールデンウィーク前後は藤の花が満開を迎える。藤棚に一杯咲いている景色は圧巻。

モー絶対受かったモー同然。

訪問時の感想

太宰府天満宮を模して造られた神社なので、境内の散策が気持ちが良い。
また亀戸はお食事グルメ天国でもある。亀戸餃子に町中華、葛餅や味噌屋など、楽しみがいっぱいだ。

東京都 国立市|谷保天満宮

合格祈願のいちおしポイント

東京の三大天神様、最後の一つが「谷保天満宮」。谷保(やぼ)と濁って呼ぶのでご注意。
国立市の緑に囲まれた中に静かに佇む神社がとても素敵だ。御朱印帳もかわいいデザインでお勧め。

ご利益ポイント

・学問の神様で有名な菅原道真公を祀っている。
・903年(延喜3年)、菅原道真の息子「道武」が道真を祀ったことが始まり。
・東日本最古の天満宮で、菅原道真公、菅原道武公(菅原道真公の三男)を祀っている。

野暮天満宮の敷地の外から見ても、深い緑に囲まれている様子がわかる。鳥居さえも緑に飲み込まれそうな姿は、とても雰囲気がある。

とても綺麗な参道。森林浴も楽しめる。

正面が本殿。菅原道真公、菅原道武公(菅原道真公の三男)が祀られている。

こちらも絵馬がいっぱい掛けられている。

天神と言ったらやっぱり梅。春には梅の香りを楽しめる。

訪問時の感想

御朱印帳が欲しくて行きたかった場所の一つであった。
木々に囲まれ、落ち着いた場所にあるので、気持ちよく参拝することができた。
中央道国立付中ICのすぐ近くに位置しており、車で近くに立ち寄った際には参拝して頂きたい場所だ。

千葉県 千葉市|千葉神社(千葉天神)

合格祈願のいちおしポイント

千葉県民の合格祈願と言ったら、ここ千葉神社。千葉駅に近く、千葉県を代表する神社でもある。
受験シーズンには千葉県中の受験生が多く参拝し、絵馬が溢れんばかりに掛けられている。
千葉天神の三大神事である「通りぬけ(合格)神事」も有名であり、受験生やその家族で大賑わいとなる。

ご利益ポイント

・学問の神様で有名な菅原道真公を祀っている。(千葉天神)
・「厄除開運」や「八方除」で有名。
・千葉氏の家紋「月に星」。「月(ツキ)」を呼び、勝「星」を拾うことから合格祈願も多い。
・「妙見」とは「優れた視力」を持っている意味であり、妙見様が正しい道を導いてくれる。

1990年に再建した御社殿は、国内初の上下に二つの拝殿がある重層社殿となっている。混雑しているときは、2階へ行ってみると意外と空いていたりする。

神社建築では珍しい「寺社の山門」+「神社の社殿」の習合建築物である。

こちらが千葉神社の境内にある「千葉天神」。

平安末期に菅原道真公を勧進したことで今に至る。

千葉氏の家紋「月に星」と「九曜」。「月(ツキ)」を呼び、勝「星」を拾う。
縁起が良すぎる。

訪問時の感想

地元千葉でも有名な千葉神社であるため、多くの人で賑わっている。
千葉県の礎を築いた千葉氏ゆかりの地でもあり、とても立派で広い境内で見ごたえ十分であった。

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勝ち運(勝負運)の強い神社

香取神宮と鹿島神宮の御祭神について

【御祭神について】
香取神宮|経津主大神(ふつぬきのおおかみ)
鹿島神宮|武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
※日本神話において国譲りの伝説に関連した神々で、兄弟の神とされている。

【祭神の関係性について】
・兄弟神:
 経津主大神と武甕槌大神は、天照大神の孫にあたり、国譲りの伝説において共に行動した。
 この兄弟関係は、日本神話における重要な要素の一つとされている。
・国譲りの伝説:
 両神は国譲りの伝説において、天照大神から大国主命に国土を譲渡するため交渉に出向いた。
・武神の崇拝:
 両神は武神として崇拝され、その存在は武道や武士道に大きく関連している。
 現在ではスポーツの神としても信仰されている。

【両神社の位置関係について】
鹿島神宮と香取神宮は利根川を挟んで対峙しており、古代においては交通の要所であり、蝦夷との争いの前線であった場所に位置している。朝廷はここを戦略的な土地と定め、この二神を東の守りとして鎮座させたのがこの2つの神社の始まりと伝えられている。
また、鹿島神宮と香取神宮には地震を鎮める役割を果たす「要石」と呼ばれる石があり、鹿島神宮には大鯰の頭を押さえる「要石」があり、香取神宮には大鯰の尾を押さえる「要石」が置かれている。
このように、両神社は共通の要素を持ち、深いつながりで今も結ばれている。

【神社ではなく神宮であること】
平安時代の延喜式神名帳に「神宮」という称号で記されていたのは、伊勢、香取、鹿島の3社だけである。
関東に2社あるのは、関東以北を鎮圧する重要な拠点として置かれたからだそう。
そもそも「神宮」という用語は、日本において神を祀るための神聖な神社を指すことを表しており、鹿島神宮と香取神宮も「神宮」を用いている。

千葉県 香取市|香取神宮

合格祈願のいちおしポイント

日本の三大神宮の一つ(平安時代)であるのがここ香取神宮。
歴史深く、格式高い神社と言える。
神社には珍しい黒い社殿と、樹齢1,000年を超える大杉自体がパワースポットでもある。

ご利益ポイント

・御祭神|経津主大神ふつぬしのおおかみ(東方の征圧に尽力した武の神)
・創建は紀元前640年(神武天皇18年)と、神話時代からある神社である。
・全国約400社ある香取神社の総本社。
・樹齢1,000年と伝えられている大杉にはとんでもないパワーが秘められている。

神社には珍しい黒い社殿。威厳のある姿に思わず手を合わせる。

香取神宮と鹿島神宮にあるのが、要石。この神社は切っても切れない関係なのだ。

これは凸石。鹿島神宮には凹石がある。この石によって関東の地盤が固めてもらっている。

神話時代に創建されたと伝わる神社で、それはもう大変に歴史のある神社だ。

訪問時の感想

千葉の茨城県と千葉県の境にある香取市。佐原市がすぐそこで、小江戸の風情を残す風光明媚な地域だ。
奈良の春日大社建立の際にも、ここ香取神宮から御祭神を勧請したとの話には驚いた。
とても強力なパワースポットと言えるだろう。ぜひ、経津主大神のパワーを存分に頂いてほしい。

茨城県 鹿嶋市|鹿島神宮

合格祈願のいちおしポイント

日本の三大神宮の一つ(平安時代)が、ここ鹿島神宮。
日本を代表する神社で、勝負の神様である武甕槌大神のパワーを頂ける場所だ。

ご利益ポイント

・「武甕槌大神たけみかづちのおおみかみ」|(東方の征圧に尽力した武の神。軍神、雷神とも言われる。)
・神武天皇が東征時に窮地に陥った際、武甕槌大神の「韴霊剣ふつのみたまのつるぎ」により救われる。
・創建は紀元前660年(神武天皇元年)で、神話時代から伝わる神社だ。
・全国約600社ある鹿島神社の総本社。

日本三大楼門の一つであるこの鹿島神宮の楼門は、さすがに立派な造りだ。この楼門は、1634年に水戸徳川の初代藩主である「頼房卿」によって奉納されたのだそう。

風格を漂わせている本殿。

茅葺の屋根がまた良い。

とても大きな社務所と拝殿。並の神社とスケールが違う。

奥にもまだまだある。

こちらが香取神宮と対をなす「要石」。

こちらの要石は真ん中が凹んでいる。

こちらは奥宮と言って、先代の本殿。

御手洗池という湧水で出来た池。透明度が高く夏でも冷たい水が心地よい。

訪問時の感想

かなり広い境内に、多数の見どころポイントが点在している。全て見て回ると、かなり歩くことになる。
香取神宮と鹿島神宮はそこまで離れていないので、車で参拝した際には是非2か所に立ち寄って頂きたい。
紀元前からのパワーを十分に頂けるはず。

東京都 江東区 亀戸|亀戸香取神社

合格祈願のいちおしポイント

亀戸天神から徒歩圏内の香取神社。御祭神は香取神宮と同じ経津主神ふつぬしのかみ
勝ち運を求め、多くのアスリートが参拝にくるメジャースポットである。

ご利益ポイント

・勝負の神である経津主神ふつぬしのかみを祀っている。
・665年(天智天皇4年)に「藤原鎌足」が香取神宮から勧請し創建された。
・近年は「スポーツ振興の神」として有名で、オリンピック選手も参拝に来ている。

都会のど真ん中に現れる参道。

こちらが本殿。

ここで多くのスポーツ選手が祈願したのだろう。

ご鎮座1350 年の記念事業として建立された、パワースポットの「勝ち石」。
触れて願いを掛けることで勝ち運と幸運を授かるとのこと。

水泳の池江璃花選手や、レスリングの吉田沙保里選手、スピードスケートの高木奈那選手など、名だたる選手がここ香取神社で祈願しているようだ。

訪問時の感想

亀戸天神社に参拝した際、いつも気になっていた神社であった。
実際参拝してみると、有名なオリンピック選手が参拝に来る神社と分かり、とても驚いた。
香取神宮には何度か行ったが、香取神社はここが初めてであった。

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縁起を担いだお寺

東京都 台東区 上野|上野大仏

合格祈願のいちおしポイント

上野公園の一角にある「上野大仏」。
ある姿から「もうこれ以上落ちることは無い=絶対に落ちない」と言う意味で、受験生の合格祈願に訪れる場所となった。

ご利益ポイント

・上野寛永寺の境内にある大仏。合格大仏とも呼ばれ親しまれている。
・徳川将軍家の菩提寺でもあった寛永寺にあるので、それはもう多大なご利益がありそう。

上野大仏は寛永寺の敷地にある。寛永寺の管轄する大仏様だ。

初めて参拝した際には、いくら近づいても大仏の姿が見えてこず、「こんなところに大仏があるの?」と思ったが、ここまで来て納得。

実はこの大仏様、関東大震災で頭部を、第二次世界大戦では胴体を失ってしまい、現在はなんとお顔だけの姿で祀られている。

お顔が地面すれすれに祀られていることから、もうこれ以上落ちることは無いとして「絶対に落ちない」合格大仏として有名になった。
合格祈願の絵馬がびっしりと掛けられている。

在りし姿の大仏様。

訪問時の感想

上野寛永寺を主に散策している際に、上野大仏の看板を見かけて何となく足を運んだところ、このような大仏様に出会い、とても驚いた。また合格大仏としても有名であることも知った。
上野寛永寺の散策はとても楽しいのでおすすめ。敷地がかなり広いので、歩きやすい靴が◎

みどころいっぱいの寛永寺。

千葉県 成田市|成田山 新勝寺

合格祈願のいちおしポイント

お寺の名前である「新勝寺」から新しいことに勝つ!という意味と、御本尊である不動明王の御利益(人々の煩悩を消し去るよう導いてくれる)から、合格祈願に参拝する人も多い。

ご利益ポイント

・お不動様が人々の煩悩を消し去り、正しい道へと導いてくれる。
・不動明王が持っている剣は「あらゆる物を打ち砕くことができる」と言われている。
・明王の「明」は、サンスクリット語で「知識や学問」の意味がある。

このお堂の中では護摩祈祷が1時間ごとに行われている。参加は無料なので、是非一度体験頂きたい。護摩祈祷の虜になること間違いなしだ。

平和の大塔では、梵字の御朱印が頂ける。
塔の中も入れるので、新勝寺に来た際はぜひここまで来てほしい。

訪問時の感想

昔からよく参拝している新勝寺は、何度来ても新鮮な気持ちになれる場所だ。
一番の目的は本堂で行われる「護摩行」。圧巻なので来た際はぜひ体験頂きたい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
受験シーズンや資格試験、転職や就職などで行くのが合格祈願。
学問の神様を祀る「天神社」や、勝ち運にあやかる神社やお寺。
やることはすべてやり切った後の最後の一押しはやはり神頼みですよね。
自分に合った神社仏閣が見つかる良いと思い、まとめてみました。

最後に御朱印についての見かたについてまとめた記事もあるので、よろしければご覧ください。

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