目次
お寺の紹介
- 「浄土宗」開宗を決めた法然上人が初めて草庵んだ地
- この地を訪ねた際、石に腰掛けると紫の雲が立ち上り金色の光が放たれた
- 「白河の禅房」と呼ばれ、これが金戒光明寺の始まりとされる
- 第5世「恵顗」の時に、法然上人の縁起にちなみ「紫雲山光明寺」と名付ける
- 第8世「運空」の時に「金戒」の二字を天皇から賜り「金戒光明寺」と呼ぶようになる
- 江戸時代初期、城のような構造に改築
- 1862年(文久2年)12月、京都守護職「会津藩主松平容保」が本陣を敷く
- 常駐した藩兵の数は1,000人
- 京都守護職御預かりとして「新選組」を支配下に置く
- 京都守護職の本陣に選ばれた理由
- 城のような構造の作りだから
- 軍隊を配置しても外から見えない
- 南側に小門、西側に城門のような「高麗門」のみで大軍が入りづらい
- 小高い丘の上に建ち、自然の要塞
- 要所に近いから
- 御所まで2km、粟田口まで1.5km(馬で走れば約5分)
- 城のような構造の作りだから
- 1863年(文久3年)に、壬生浪士組局長「近藤勇」らが上覧稽古を容保公に披露
- 境内には「會津藩殉難者墓地」があり、幕末の戦死者を祀っている
正式名称
紫雲山 金戒光明寺
御本尊
阿弥陀如来
御朱印
令和元年5月1日なので、令和になって初日の御朱印
みどころ
高麗門
寺院名石碑
京都守護職本陣が置かれた「金戒光明寺」へ、念願叶い、ついに参拝!
地元では「くろ谷さん」と呼ばれ親しまれているお寺だそう。
京都守護職本陣と書かれた看板
新選組好きにとってはたまらない、「京都守護職本陣」の文字。
容保公と、金戒光明寺。
山門
金戒光明寺といえばこの大きな山門。とても大きい門構えで、圧倒される。
後小松上皇にて書かれた勅額
御朱印にも書かれている「浄土真宗最初門」の勅額
山門越しの御影堂
山門の奥に見えるのが御影堂。肝心な御影堂の写真が無いのが残念・・。
まとめ
新選組ファンとして、一度は参拝したいお寺「金戒光明寺」。この地に京都守護職の本陣が置かれたことが不思議だったが、実際お寺の様子を見てみると納得。小高い丘に建っているという立地や、お城のようなつくりに納得だった。古くから京都にあるお寺としての姿、幕末の舞台としての姿、どちらも外せないポイントだろう。
アクセス
住所
所在地 | 京都府京都市左京区黒谷町121 |
最寄駅 | 「市バス(32・203・204系統) 岡崎道」下車 徒歩10分 「市バス(5系統) 東天王町」下車 徒歩15分 |
駐車場情報 | 専用の駐車場あり |
公式サイト | https://www.kurodani.jp/ |
GoogleMap
合わせて読みたい京都・新選組巡りの記事
新選組関連の寺院やゆかりの地 in京都
2004年の大河ドラマ「新選組!」にドはまりして早19年。それ以降、京都旅行に行っては新選組ゆかりの地を廻ったり、お寺を巡ったり、今ではたくさんの御朱印や写真が集まり…