山中諏訪神社の御朱印|山中湖に来たら立ち寄りたい、1900年以上の歴史と風格漂う神社に行ってきた(山梨県 山中湖村)

山梨県
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1900年以上の歴史を持つ、山中湖周辺を代表する神社。目立たない場所に建つので、つい見落としがちな神社だが、とても素敵な神社だった。旅の安全を祈願し立ち寄った。

参拝日:2023年7月26日
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神社の紹介

  • 104年(崇神天皇7年)に、天皇の勅命を受けて土着の住民によって創建される
    • 全国に蔓延した疫病退散を祈願
  • 966年(村上天皇・康保3年)、開墾の守護神として諏訪大明神を祀る
  • 1552年(天文21年)、甲斐の武田信治が北条氏との合戦の戦勝祈願として本殿を造営
  • 1684年(貞享元年)には本殿を修繕し、現在までその姿を残す
  • 子孫繁栄や安産、縁結びの神様として崇められる
    • 「山中明神安産祭り」が有名

正式名称

 山中諏訪神社やまなかすわじんじゃ

御祭神

 豊玉姫命とよたまひめのみこと大綿津見神おおわたつみのかみの娘で、神武天皇の祖母でもある。
       孫が初代天皇の神武天皇になったとされる出産神話から「子孫繁栄・安産・縁結び」の
       神様として知られ、毎年九月には安産祭りが開催される。

御朱印

御朱印所

社務所で浅間神社の御朱印を頂ける。

橋を挟んだ隣に建つ「浅間神社」の御朱印もこちらで頂ける。

パンフレット

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みどころ

山中諏訪神社前

山中湖方面から接近すると、山中浅間神社の手前に「諏訪神社」に駐車場が現れる。ちょうどこの道路を挟む形で両神社が鎮座しているので、参拝時にはこの村営駐車場に車を停めるのがベスト。
これで無理なく山中浅間神社と諏訪神社の両方へ参拝できる。

木漏れ日が気持ちいい、森の中に建つ綺麗に整備された神社だ。
ん?そういえばこの諏訪神社と山中浅間神社には、普段あるものが見当たらない。

それではここで問題。
この神社では普段神社にある、ある物がありません。いったいそれは何でしょう。

・・・

・・・

・・・

そう、正解は「鳥居」。
過去、度々火災に見舞われ焼失して以降、再建することは無かったとのこと。
落雷で壊れたと、まことしやかさにささやかれる噂は、まったくの事実無根であるそう。
鳥居が無い神社も珍しいが、それもまた個性だ。

一部のサイトや動画では「行ってはいけない神社」として紹介されているが、全くの事実無根
きちんと神社の歴史を知れば、行ってはいけない理由など一切ないことがわかる。
何も恐れることは無く、むしろとても素敵な神社なのでぜひ足を運んでお参りしてほしい。

山中諏訪神社 手水舎

唐破風の屋根で、柱にも彫刻が施されている。

龍と獅子が睨みを利かせている。…ように見える。

数々の手水鉢を見たが、この石をそのまま活かしたタイプは初めて見た。
トテモメズラシイデスネー!!

正面からはこんな感じ。龍の迫力を感じられる。

山中諏訪神社 境内

朝の明るい日差しが心地よい。山中湖近くなので夏場でも涼しく、快適に参拝することが出来た。

左へ行くと浅間神社、右へ行くと諏訪神社。どちらの神社も歩いて2~3分の距離。二つの神社はとても近いのだ。

この橋の向こう側に「山中浅間神社」がある。

神社の位置関係はこのような感じ。

厄神社

旧御神木

1991年8月の台風によって倒れてしまった御神木が祀られている。樹齢は約千年とのこと。

山中諏訪神社 本殿

1684年に修築され、今に至る。

扁額には「諏訪神社」と書かれている。

拝殿、本殿の中はこんな感じ。

安産祈願や七五三などのお宮参りをする人たちも多いのだろう。中はとても綺麗だ。冬場に供えているであろうストーブが、その寒さが続く期間が長いことを示しているようだ。

本殿前には地酒「甲斐の開運」の酒樽が奉納されていた。

おしまい

山中湖に来た際は、是非とも立ち寄りたい、本当に素敵な神社だ。

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アクセス

住所

所在地山梨県南都留郡山中湖村山中御所13
最寄駅「富士急行線 富士山駅」下車 バス利用で約35分、その後徒歩で10分
駐車場情報専用の無料駐車場あり
公式サイトhttp://www.suwajinja.com

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