目次
会津若松の紹介
旧名称
陸奥国 会津藩
藩主
会津松平藩 九代目藩主 松平 容保
城郭
鶴ヶ城
会津の城下町散策ルートMAP
「新選組」と「会津の歴史」を感じる散策
- 鶴ヶ城
- 近藤勇墓所
- 武家屋敷
- 松平家御廟
- 阿弥陀寺(斎藤一墓所)
- 飯盛山(白虎隊自刃の場所)
1.鶴ヶ城(会津若松城)
- 文禄2年(1593)「蒲生氏郷」が東日本初の本格的な天守閣を建築し「鶴ヶ城」と命名
- 「戊辰戦争」時、新政府軍の猛攻に1カ月耐え続けた「難攻不落」の城
- 明治7年には石垣のみを残し全て取り壊される
- 昭和40年、明治初期に撮影された古写真をもとに復元
天守閣からの眺めが良い。
鶴ヶ城稲荷神社
- 「鶴ヶ城」建築当時から守護神として祀られた
- ご神祭は「宇迦魂命(ウカノミタマノミコト)」
- 伝説の紹介
築城に行き詰まっていた「芦名直盛」が田中稲荷神社に祈願したところ、神のお告げを夢に見た翌朝、降り積もった雪の中に狐の足跡を見つけ、それを頼りに城を建築した - 編み笠と赤いほっかむりをした可愛らしい「狛狐」が6体出迎える
2.近藤勇墓所
御朱印 天寧寺|「會津」には近藤勇の墓所がある(福島県 会津若松市)
新選組局長・近藤勇のお墓は日本に数か所あるが、そのうちの一つが福島県会津若松市の「天寧寺」である。
近藤勇墓所
近藤家の家紋「丸に三つ引き」がある。
近藤勇のお墓
土方歳三の慰霊碑
3.武家屋敷(大河ドラマ 新選組!のロケ地でもある)
幕末の雰囲気が残っているので、テンションが上がる。
会津の旧字「會津」の文字と「誠」の旗がなびいている。
武家屋敷「書院の間」
「励め!」とでも言っているのだろうか。
4.松平家御廟(まつだいらけごびょう)
街中にある「松平容保公」の看板
この看板の先を左に曲がると「松平家御廟」がある。
道々にこのような看板があるので、歴史好きな人の散策にはもってこいの町である。
先ほどの角を曲がった先に「松平家御廟」がある。
雪が除雪してあるので、歩きやすい。
- 会津藩2代藩主「保科正経公」~幕末の9台藩主「松平容保公」までが眠る
- 通称「院内御廟」と親しまれている
- 墓域の中腹には藩主の家族のお墓、さらに石段を登ったところに藩主の墓がある
- 3代から9代までは全国的にも珍しいとされる神式で葬送された
雪深く、写真を撮るには難しい環境だったが、これはこれで味のある一枚になった。
保科松平家 第2代 保科正経公の墓
保科松平家 第9代 松平容保公の墓
5.阿弥陀寺(斎藤一墓所)
- 慶長8年(1603年)「良然和尚」が開山
- 戊辰戦争で堂宇焼失
- 明治3年、鶴ヶ城本丸にあった「御三階」を移設し仮本堂とした
- 内部は四層になっており密議の場所として使用されていた
- 1,300名もの戊辰戦争戦死者が埋葬されていると言われる
- 「斎藤一」の墓もここ
阿弥陀寺の「戊辰戦争の悲しみ」を残す看板
戊辰戦争戦死者の扱いについて書かれている。近年発見された資料によると、埋葬が禁止されていたわけではなかったらしい。ただ、戦死者に対する扱いがかなりぞんざいだったことによる遺恨がこのような形になって言い伝えられているのではないか、とのこと。
いずれにしても、いつの時代も戦争は憎しみや悲しみしか残さない。
鶴ヶ城の遺構|御三階(ごさんかい)
斎藤一(藤田五郎)の墓所
6.飯盛山(白虎隊自刃の場所)
- 古くは「日本武尊」が残る山
- 会津戦争に加わった「白虎隊二番隊」が戸ノ口原の戦いで潰走し、飯森山へ逃げ延びる
- 小高い飯森山の頂上から、燃える城下町を見て「鶴ヶ城が燃えている」と勘違い
- 壊滅的な打撃を受けていることもあり6名の隊士が自刃
- 白虎隊が少年たちによる編成だったこともあり悲劇的な最後として有名
近藤周平と山南敬助のサインがあった。
「鶴ヶ城が燃えている‼」と見ていたのだろう。
小高い山の麓で街を眺め眠られている。
まとめ
会津藩の幕末における歴史は、悲劇的な話と切っても切り離せない。国を動かし、新たな日本が生まれるまでには、たくさんの命が犠牲になったことを忘れてはいけない。
アクセス
住所
所在地 | 福島県会津若松市 |
最寄駅 | 「JR磐越西線 会津若松駅」下車 |
駐車場情報 | 諸々ある |
公式サイト | https://www.aizukanko.com/(会津若松観光ナビ) |
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