御朱印　広島護国神社（広島県広島市）

神社の紹介

広島城址公園にある広島県の護国神社。護国神社では、神話上の神様ではなく戦争などで命を落とした兵士や、原爆犠牲者となった動員学徒などの神霊を祀っている。

入り口では、白い石鳥居が出迎える。こちらは新しく改修された鳥居であり、原爆投下時に唯一残った大鳥居は裏御門跡に移築された。

「広島護国神社」の石柱。訪れた日はちょうど1月7日で「人日の節句」の日となったため、限定の御朱印をいただくことができた。

広島城東側、裏御門跡に移築された大鳥居。別名「被爆大鳥居」という。原爆投下当時、爆心地から330mの距離であったにもかかわらず、倒壊することもなく立ち続けていたという。形を留めていることに驚いた。

「広島城跡」の石柱と、お堀。お堀の水はとても透き通っていて、水中を泳ぐ鯉の姿がハッキリと確認できるほどだった。一時は周辺の埋め立てなどにより、ため池のような閉鎖性のお堀となってしまい、水質悪化が深刻化したそうだが、今では築城当初と同じく旧太田川から水を引き込んでいるとのこと。

地元プロ野球球団・広島東洋カープが必勝祈願のためチームとして参拝することでも知られている。

この神社は広島城のお堀の中にあるので、お城も近くにあったので入城した。板張りとなっている外壁は趣があって良い。内部は広島城の歴史を語る資料館となっている。

天守からの眺め。遠くに霞むビル群と、眼前に広がるお堀との対比が美しい。

神社の基本情報

御祭神	戊辰戦争で陣没された七十八柱の御霊を奉祀されたものが起源大東亜戦争に至るまでの戦没されたご英霊およそ九万二千余柱（勤労奉仕中に原爆の犠牲となられた動員学徒、女子挺身隊含む）の神霊を祀っている
所在地	広島市中区基町２１番２号
最寄駅	JR広島駅下車、徒歩23分　他　広電紙屋町東駅下車、徒歩12分
駐車場情報	参拝者用の無料駐車場あり
公式サイト	https://www.h-gokoku.or.jp/