いつも参拝するお寺とはちょっと違った雰囲気の、楽しいお寺に出会いました。ゾウの像が可愛い。 参拝日:2021年4月30日
お寺の紹介
- 798年(延暦17年)、桓武天皇の勅願により「最澄」が創建
- 上総・下総・安房の大本山として末寺308寺を統理していた
- 京都「大原三千院」「毘沙門堂」の門主が住職になった経緯で日本一長い勅号を賜る
- 「三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊大平埜山本実成院長福寿寺」
- 1571年、織田信長による比叡山焼き討ち後の仮本堂再建時、比叡山に木材を寄進
- 徳川家光による本格的な再建の際、解体された木材で長福寿寺の本堂を建立
- 以降「根本中堂」の号を許されている
- 江戸時代には、寺領50石を幕府より寄進され、10万石の格式だった
正式名称
三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊大平埜山本実成院長福寿寺
日本一長いお寺の名前。
一般的には長福寿寺(ちょうふくじゅじ)と言っている。
御本尊
阿弥陀如来
御朱印
みどころ
長福寿寺境内案内図
とても分かりやすい案内図なので、境内を回るのに助かる。
本堂の前にはゾウの像がお出迎えしてくれることがわかる。ふむふむ、このお寺は金運アップにご利益がありそう。
大仏様と元三大師堂
大仏様の後ろが、元三大師堂。
角大師の魔よけの絵も発見!
上野「両大師」と同じ元三大師(慈恵大師)を祀っている。角大師の魔よけの大師として有名。
御本堂前の参道
かわいい像がお出迎え。
御本堂の前に「像の石像」があるのは珍しい。
御本堂
左が「結愛ちゃん」で、右が「吉ゾウくん」。このお寺のマスコットキャラなのだそう。
御本堂まえ
御本堂前にも金運に関するポスターがずらりと。金運アップ!
御本堂内
卒塔婆から伸びている紐が、ご本尊と繋がっているので、この卒塔婆を触れることで、ご本尊と触れている同じ効果があるそう。
山梨県の「久遠寺」にも同じような角塔婆があった。
金運アップグッズがずらり
色々種類があるなあ。どれも欲しいが結構いいお値段…。
幸福をGetするにはここはいた仕方ないのか。
金運アップや幸運アップには、日ごろの行いを律することが大事なのだろう。
許すって一番難しい。どーしても根に持ってしまう。
そして、卑下せず小さな幸せに感謝。
最強大金運の吉ゾウくん
足元には金運UPの小判が!!
小判は台座にくっついているので、もちろん取れない。
多くの人が、この小判を触って金運UPを祈っていた。
まとめ
桓武天皇の時代に建立された由緒正しいお寺と、現代の文化が面白くマッチしたお寺だった。
金運アップ!を大きく謳っているが、あちらこちらに貼っている張り紙を読むことで、日ごろの自分自身を振り返る良いきっかけになったりした。
お寺独特のピンと張りつめた空気もなく、堅苦しい思いをせずに楽しく参拝するにはもってこいのお寺だった。こんなお寺がたまにはあっても良いなあ。
アクセス
住所
所在地 | 千葉県長生郡長南町長南969 |
最寄駅 | 「JR外房線 茂原駅」下車 バスにて20分 バス停「愛宕町」下車徒歩3分 |
駐車場情報 | 専用の無料駐車場あり |
公式サイト | https://choufukujuji.com/ |