東京港区の一等地に建立されている東照宮。一歩敷地内に入ると、世の中の喧騒から切り離されたような感覚になる。あの「日光東照宮」とはどんな関りがあるのだろうか？ 参拝日：2023年2月29日
神社の紹介
- 江戸時代初期の1617年、増上寺の境内に創建
- 増上寺は徳川家の菩提寺
- 家康の法名「安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」より「安国殿」と呼ばれている
- 徳川家康の「寿像」をご神体とする
- 還暦記念に自身の像を家臣に彫らせたもの
- 「芝東照宮」「日光東照宮」「久能山東照宮」「上野東照宮」は四大東照宮と呼ばれる
- 明治の神仏分離令により増上寺から切り離され、現在の芝東照宮となった
- 1945年の東京大空襲により「寿像」と神木であるイチョウを残し、全て焼失
- 1969年に現在の社殿が再建された
正式名称
芝東照宮
御祭神
徳川家康公 御神像
御朱印
参拝日：2016年1月31日
みどころ
神社名碑
東京タワーのある芝公園の一角に芝東照宮がある
本殿まで続く参道
参道に駐車場が備え付けられていて、なんとも東京らしい風景。
東京の一等地なので、駐車場が用意されているのはとてもありがたい。
東照宮の鳥居
この鳥居をくぐると社殿が見えてくる。
芝東照宮の境内
参拝日はまだ２月上旬であったが、紅白の梅が咲き始めていた。
芝東照宮の社殿
大正時代の社殿
当時の東照宮は、権現造の華麗なもので、当時から特別保護建造物に指定されたとのこと。
社務所
こちらで御朱印を頂ける。
まとめ
増上寺へ参拝した帰り、足を延ばしてこちらへも参拝することとなった。
都会の喧騒から離れ、とても神聖な気持ちになった。訪ねた時期が梅の時期だったので紅白梅がより一層神社を引き立てていたように思う。
近くの芝公園からは東京タワーが目の前にそびえたつ絶景が拝める。今はスカイツリーが日本一を誇る高さだけれど、東京タワーの象徴的なこの姿も捨てがたい。
アクセス
住所
| 所在地 | 東京都港区芝公園四丁目八番十号 |
| 最寄駅 | 「JR線・東京モノレール 浜松町駅」下車 徒歩11分 「都営地下鉄三田線 御成門駅」下車 徒歩4分 「都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅」下車 徒歩6分 「都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅」下車 徒歩6分 「東京メトロ日比谷線 神谷町駅」下車 徒歩11分 |
| 駐車場情報 | 専用駐車場あり |
| 公式サイト | https://www.shibatoshogu.com/ |
